北戸田商店会の設立から、早2年。
様々な事情から、なかなか思うように活動を行えなかった期間がありました。
しかし、ようやく、少しずつですが、周りの状況も変わりつつあり、商店会としての方向性も見えてきました。

そんな中、2022年10月1日（土）に戸田市笹目川沿いで開催されることになった「2022笹目川秋フェスタ」の実行委員会から、北戸田商店会に何か企画を行ってほしいとのお声が掛かり、急遽、射的の屋台を出店する運びとなりました。

決まってからは、てんてこ舞い。
会長は、屋台の設営のために、射的の景品を並べる台を自作することに。
仕事の傍ら、自ら設計を行い、材料を発注、完全オーダーメイドの景品台を作ったのです。
さらに、肝心の射的の銃の整備や、屋台の飾りの作成、景品の購入なども必要とあって、
日夜汗を流しながらの準備となりました。

そうこうしながら本番の日を迎えることに。

初めての射的の屋台の設営ということもあり、あれやこれやと試行錯誤の連続。
景品の倒れ具合も本番の環境でしか分からない部分があります。
刻一刻と開始時間が迫る中、ギリギリまで微調整を重ね、何とか準備完了。
北戸田商店会としての初めての成果物「射的屋台」の完成です。

果たして、お客さんはどのくらい来るのか、射的に興味を持ってくれるのか、
様々な懸念の中、ステージの方からイベント開催の号令が掛かり、
我々の射的もスタートしました。

そしてビックリ！
蓋を開けてみれば、まず来場者の数がすごい。
さらには射的に興味を持ってくれる子どもたちも沢山いました。
色々な懸念事項のある中での出店でしたが、
おかげさまで、スタートから長蛇の列の大盛況。
店員の我々も「射的すごい人気だね！」と口を揃えてしまいました。

ともあれ、午後になったら、多少はお客さんの数も引いてくるかなと予想していたのですが、その予想に反して、列の状況は変わらず。
最終的には、イベント最後の方まで、ほぼお客さんが途切れることはありませんでした。
そしてイベント終了の合図が響き、何とかその日を無事終えることが出来ました。

もちろん、まだ運営の経験も浅く、屋台の導線作り、オペレーションのスムーズさなどには課題があります。
それはこれからの活動を通して改善したいねと話し合いました。
しかしそれでも、特に大きなトラブルもなく、おおむね円滑にイベントを終えることが出来て、ひとまず及第点の内容となりました。

今回のイベントを通して、学んだことも多くあり、今後また徐々に増えていくであろう商店会の活動に活かしていきたいと考えています。
以上、「2022笹目川秋フェスタ 射的屋台」のレポートでした。